2012年10月28日日曜日

カナダ:国家の安全に対して最も脅威な国は中国、反中感情の高まり

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レコードチャイナ 配信日時:2012年10月28日 10時2分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65884&type=0

<調査>国家の安全に対して最も脅威な国は中国、反中感情の高まりも―カナダ

 2012年10月26日、環球時報によると、カナダの調査会社Nanos Researchが行った調査から、カナダ人が国家の安全に対して最も脅威であると考える国は中国であることが分かった。

 この調査はカナダ放送協会(CBC)が「権力と政治」という番組のために行ったもので、
 「中国、イラン、ロシア、アフガニスタンなどの国の中で、どの国がカナダの国家の安全に対して最大の脅威か」
を尋ねた。

 その結果、
 20.9%が「中国」と回答し、
 イラン(17.9%)、
 アフガニスタン(10.9%)、
 その他の国(6.9%)、
 ロシア(3.1%)
が続いた。また、
 17.4%は「例示されたいずれの国も脅威にはならない」とし、
 22.9%は「わからない」
と回答した。

 この結果について、調査責任者Nik Nanos氏は
 「カナダ人は中国との交流に不安を感じている。
 こうした態度はカナダ政府が制定する中国関連の政策に大きな影響を与えるだろう」
と指摘した。

 また、カナダの政治評論家Andy Radia氏はブログの中で
 「反中感情がカナダで大きくなりつつある。
 カナダ人はここ数カ月、中国国営企業の中国海洋石油(CNOOC)がカナダのエネルギー大手ネクセンを買収する計画や、中国人がカナダで鉱山を採掘するなどのニュースを耳にしている。
 今回の調査結果はカナダ人がこれらに賛成していないことを表している。
 また、反中感情を持っているのはカナダ人だけでなく、カナダのメディアもである」
と記している。

 一方、カールトン大学のJeremy Paltiel教授は
 「カナダ人の反中感情は恐らくミスリードによるものだろう」
と語り、ジョン・マンリー元外相は最近の講演の中で
 「中国はカナダの国家の安全に対して脅威ではあるが、だからといって中国と取り引きをしないわけにはいかない。
 何と言ってもアジアはカナダにとって最大のビジネスチャンスを有しているのだから」
と語った。




レコードチャイナ 配信日時:2012年10月30日 22時17分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65948&type=0

中国人の悪習に嫌気、移民受け入れ政策を転換
=寛容だったカナダの方針転換―中国メディア

 2012年10月29日、網易は記事
 「カナダはなぜ中国人移民を拒絶するのか?
 少ない貢献、嫌われる悪習
を掲載した。

 先日、カナダ市民権・移民省(CIC)は新たな技術移民規定を発表した。
 語学力や学歴に高いハードルを設けるもので、中国人にとってクリアするのは容易ではない。
 すでに投資移民の縮小も図られており、移民受け入れに寛容だったカナダが方針転換を図ったと嘆く中国人も少なくない。

 なぜカナダは中国人移民受け入れの姿勢を転換したのか。
 網易は四つの理由を挙げている。

第一に中国人移民がカナダ人の雇用を奪い、また社会福祉など政府負担を増やすため。

第二にカナダ経済への貢献を期待された投資移民だが、事業を起こすなど実体経済への投資は少なく、不動産や株式への投資にばかり集中。貢献は少ないと判断されたため。

第三に初期にカナダに移民した中国人移民の間にこれ以上の中国人移民を望まない声が上がっていること。
新たな中国人移民が殺到し、中国語だけで生活が成り立つチャイナタウンが増えている。
これに多文化的な生活を求めて移民した初期の移民が反発している。

第四に中国人移民の悪習のため。
先日、中国人留学生がカーチェイスの末、パトカーを振り切ったとの自慢をネットに書き込み注目を集めた。
マナーや常識がなく、タン吐き、信号無視、公共空間でタバコを吸い大声で話す、何でも裏口とコネで解決しようとする

…などなど中国人の悪習に眉をひそめる人は多い。




【中国共産党第18回全国代表大会】


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